路上生活を余儀なくされ、様々な理由で学校に通えない子ども達が、仕事の合間に歌、劇、踊りや絵などの情操教育や、識字教育、モラル教育、ライフスキル教育などを受けられる教室です。
青空教室を始めた当初は、第二ステップのチルドレンホームに続く入り口としての役割のみでしたが、現在はさまざまな事情によりチルドレンホームに入所することのできない子ども達に対して、路上キャリアカウンセルなどを通じて、青空教室からそのまま安全で社会的に認知されている仕事に従事でき、自活できる支援をする役割も果たしています。
路上生活をしたり、労働に従事する子ども達が参加しやすいように、2015年からは、荷台付きリキシャを改造して移動式青空教室にアップグレードしました。
これにより、あらゆる場所での教室運営が可能になります。
現在は、ダッカ市内の4か所で教室を運営しており、それぞれ90分のクラスを週3日行っています。
教室の前後に、子ども達や親、地域の住民との話し合いやカウンセリングを行い、良好な関係作りと共に子ども達のプロファイリングを進めています。
開催場所:ミルプールマジャール、ミルプール6番市場、ミルプールカルシー通り、オスマニ公園
参加人数:それぞれ20~30人
開催日数:各教室毎週3回
教育内容:識字、計算、情操教育
・子供たちのプロファイリング
・パートナー団体との情報共有を活かした全体的な子供たちのケア
・青空教室のカリキュラムモデルの作成
・ダッカにおける青空教室のアクションリサーチに基づく授業研究
路上に生活する子どもにとって、様々なチャンスへの入り口となる青空教室をより多くの子供たちにその機会を提供するためには、青空教室の数を増やしていくことが欠かせません。現在、エクマットラでは4か所での青空教室にとどまっていますが、今後数を増やしていくために、教室まるごと1つの運営をサポートしてくださるサポーターを募集しています。1つの青空教室を1か月間運営するために5万円の費用が必要です。
支援費用:毎月5万円
支援によりできること:ダッカ市、もしくは他の都市の青空教室の開設
支援期間:1年単位
資金の使われ方:教材費、備品購入、子供たちの給食費、移動費、プログラム運営費、スタッフの給与
サポーターの方には感謝の気持ちを込めて、マンスリーレポート、子ども達からのサンクスレター、教室の様子を含むビデオレターをお送りします。