News Letter Of EKMATTRA

エクマットラ会報 9月号
2010年9月  all copyright @EKMATTRA

エクマットラは、バングラデシュでストリートチルドレン支援活動を行っているNGOです。
活動の内容を会報で紹介します。


9月号もくじ
*エクマットラ・アカデミー起工式!!
*サッカークリニック
*大きくなーれ蜜柑の木!!
*エクマットラダイアリー


 エクマットラ・アカデミー起工式!!
起工式にて
起工式にて(左からエクマットラ代表・ダッチバングラ銀行頭取・文化省大臣)

 去る8月17日、ハルアガットにてエクマットラ・ダッチ・バングラアカデミーの起工式が行われました。エクマットラ・アカデミーは、青空教室・シェルターホームに続くエクマットラ第3の施設であり、子ども達が社会に出て自立していくための最終準備を整える場所となります。そして、このエクマットラ・アカデミーの完成こそ、エクマットラの子ども達、そしてスタッフのみんながずっと夢見てきたものです。
 起工式には、文化省の大臣、アカデミーの建設資金を支援して頂いたダッチ・バングラ銀行の会長と頭取にも参加して頂き、盛大な式典となりました。いつもは元気でおしゃべりなシェルターホームの子ども達ですが、アカデミーの大きさと集まった人々に圧倒されたのか、その日はとても静かで、恥ずかしそうな顔をしていました。しかし壇上へ上がり観客の前で、それぞれの自己紹介をし始めると急にいつもの子ども達に戻り、得意げに日本語や英語で歌を歌い、自分たちの特技を存分に披露していました。シュモンが歌った『it's a small world』は素晴らしく、日本語で完璧に3番までを歌いこなしていました。でもその日一番の喝采を受けたのは、Michael Jacksonの『Heal the World』を歌ったティプです。緊張からか歌詞を忘れてしまったディプー、それでも何度もトライし続けきちんと最後まで歌いきりました。そのガッツに、観客からは割れんばかりの歓声が送られたのでした。またその姿にエクマットラのスタッフ達も、皆誇らしげな顔をしていました。
 アカデミーの完成は9ヶ月後ですが、子ども達はここに移るのが待ちきれないのか、『僕の部屋はどこに出来るの?』『私のは?』と口々に聞いてきます。この子ども達の将来のためにも絶対にこのアカデミーを素晴らしい施設にしていこうと、エクマットラのスタッフみんなの気持ちも更に強く団結しています。完成式典には、日本の皆様もぜひ参加して下さい!!



 サッカークリニック
ヨシさんと子ども達
サッカー教室の様子(ヨシさんと子ども達)

 前回の日本vsバングラデシュのワールドカップ決勝の記事に引き続き、今回もサッカー関連の記事をお伝えします。今回は、シェルターホームにて、サッカークリニックが開かれました。遥々日本からサッカーを伝道しにやってきたヨシさんと子ども達のお話です。
 クリニックは、主にリフティングやドリブルといった基礎練習から始まり、最後には8分×2の試合を行いました。日本チームとのリベンジに燃える子ども達は、今やサッカーが上手くなるのに夢中です。ヨシさんのサッカーテクニックから少しでも技を盗もうと一生懸命な子ども達ですが、なかなかうまくいきません。特に、リフティングにはみんな大苦戦。そんな中以外なサッカーの才能を見せてくれたのが、ミリでした。小さな体で素早いドリブルを見せ、男性陣を圧倒!!ヨシさんからも『You are the Chamipon!!』と言われていました。
 しかしながら、バングラデシュチームの出来はいまいちで、相変わらずボールがある所にみんなが集まるばかり。試合後にヨシさんからもその点を指摘されていました。さて、来月に予定されている日本チームとのリベンジマッチはどうなることやら....

 




 大きくなーれ蜜柑の木!
ツアーの皆さんのボランティアの様子
ツアーのみなさんの建設作業の様子

 8月26〜27日の2日間、ハルアガットのエクマットラ・アカデミー完成予定地にて、日本からのツアーでバングラデシュに来ているみなさんと一緒に、蜜柑の木の植林と果樹園の整備を行いました。これは、エクマットラ・アカデミーのお菓子工房の材料となる貴重な果物です。お天気にも恵まれ、作業は順調に進みました。1日目は、敷地内に50個の穴を掘り、掘り出した土と肥料を混ぜ合わせて、再び穴を埋めていくという重労働ですが、みなさん元気に満ちあふれ、2日かけて行う作業がなんと1日で完成してしまいました。2日目は予定通り、埋めていった穴に10本の蜜柑の木を植えました。今はまだ小さな蜜柑な木ですが、3年後には1本の木から約250個程の蜜柑がとれるようになるそうです。
 ツアーでいらしたみなさんと渡辺は、3年後に再びこの地で成長した蜜柑の木の姿を見るという約束をし、お別れをしました。この約束を果たすためにも、これからしっかりと蜜柑の木の成長を見守っていきたいです。

 エクマットラダイアリー

*水谷帰国報告と新インターン竹内の自己紹介

 1年間、エクマットラでインターンとして働いてきた水谷俊亮が9月21日に日本へ帰国します。持ち前の芸術的なセンスを活かして、子ども達への絵の指導やエクマットラHPの改善等、多大な貢献をしてきました。帰国後は、バングラデシュで培った貴重な経験を多くの日本人の方と共有していきたいと語っています。後任として、竹内勇人が彼の仕事を引き継ぐことになりました。スポーツなど身体を動かすことが大好きで、エクマットラの子ども達と共に1年間ボールを追いかける日々が始まりそうです。


エクマットラ会報 2010年9月号
発行年月日:2010年9月1日
編集:水谷俊亮、竹内勇人
監修:渡辺大樹
発行:エクマットラ


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