News Letter Of EKMATTRA

エクマットラ会報 新年特大号
2010年1月  all copyright @EKMATTRA

 明けましておめでとうございます。エクマットラの渡辺大樹です。
 エクマットラにとって、2009年は、子どもたちが地域の一番優秀な学校への入学するという嬉しいニュースから始まり、映画「アリ地獄のような街」の完成と、バングラデシュ、そして日本での上映キャンペーン。はじめてのワークキャンプ開催と、アカデミー設計図の完成。と、新たな一歩を踏み出せた一年であったと思います。
 ただ、どの部分をとっても、皆様からの温かいご協力、ご指導なしにはありえなかったことを実感しており、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
 2010年は、皆様からの温かい支えと想いを、エクマットラアカデミーの建設という形にする大切な一年になります。
 皆様からの変わらぬ温かいご協力とご指導をお願いすると同時に、皆様にとっても素晴らしい一年になることを心から願っております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年特大号もくじ
*クリケット選手達がシェルターホームを訪問!
*エクマットラアカデミーのイメージが完成
*映画「アリ地獄のような街」全国上映ツアー2009
*全国キャンペーンで集まったグッズ販売と寄付金の報告
*エクマットラを体感できる!バングラデシュツアーのお知らせ
*エクマットラダイアリー


 クリケット選手達がシェルターホーム訪問!
newspaper

先月の会報でお伝えした通り、10月の中旬にバングラデシュのナショナルクリケットチームのオーストラリア人監督ジェミー・シドンズさんがエクマットラのシェルターホームへ訪問に来てくれました。そして11月24日、子ども達の大好きなナショナルチームの選手マシュラフィー・ビーンモトジャ選手とモハンマド・アシュラフル選手の2人と監督のジェミー・シドンズさんがシェルターホームに訪問してくれました。もう一人来るはずだったサキブ・アルハサン選手は残念ながら別の機会に来ることになりましたが、この三人はバングラデシュの中でも超人気の選手達で、ダッカの街中にあるペプシの大きな看板にはこの三選手が宣伝キャラクターとしてでかでかと掲げられているほどです。エクマットラの子ども達は、クリケットが大好きで、いつもバングラデシュチームを応援しているので、先月の監督が訪問してくれた時にも増してもちろん、みんな大興奮!
子ども達は、選手達に絵やリストバンドを贈ったり、みんなで歌を歌ったりした後、いつも遊んでいる空き地で選手達と一緒にクリケットの練習をしてもらい、皆きらきらと目を輝かせて選手と共有する貴重な時間を満喫していました。
またこの訪問のことをマスコミが注目し、バングラデシュの各種メディアの取材人やカメラが沢山やってきて、その日の夜と翌朝のテレビニュースで何度も取り上げられ、新聞にも大きく掲載されました。このお陰でバングラデシュ国内でもエクマットラの活動や映画のこと等について大きくアピールすることができエクマットラにとっても大きな前進となりました。

クリケットのジェイミー監督 監督とシュモン 記念撮影
選手達と監督
皆で記念写真
キャッチの練習



 エクマットラアカデミーのイメージが完成
アカデミー1

ダッカ大学の学生ボランティアで青空教室から始まったエクマットラ。その後、子ども達にさらに大きな可能性を与えるためにシェルターホームを設立し、そして現在さらに多くの子ども達に可能性を与えるためにエクマットラアカデミーの設立に向けて大きな進化を遂げようとしています。既にこの会報で紹介してきた様に、エクマットラアカデミー設立のために多くの人々が関わってきました。 エクマットラスタッフはもちろんのこと、長い間エクマットラの活動を支えて下さった人達、映画「アリ地獄のような街」をご覧になって下さった全ての人や上映に携わって下さった方々、ワークキャンプに参加して現地の建設作業をしてくれた人達等など、ここに書ききれない多くの人々の力が合わさってこうしてアカデミー建設に向けて着々と作業が進んできています。
同じようにエクマットラの活動とアカデミー設立に共感して下さったバングラデシュで有名な建築家のイクバル・ハビブ氏も、チャリティーとして無償でアカデミーの設計をしてくださいました。そしてこの度、彼らのチームがアカデミーの設計図を立体化したイメージを作成し、アカデミーの完成した姿を目で見ることができるようになりました。

アカデミー2

スタッフの皆はこのイメージを見て「沢山の子供達がここで生活をしている様子が目にうかぶ」「こんなに素晴らしい環境で子ども達が勉強や訓練を受けて未来を形作っていくんだ」と興奮していました。
現在ハルアガットのアカデミー建設予定地では建設作業と共に農業や家畜の飼育も行っており、アカデミーが完成するとその農業で子ども達の食事をまかない、またそれで製品を制作して販売することで資金の運営も行っていく予定です。
のどかで美しい風景とインドの山々が見えるこのハルアガットの土地で子ども達の元気な姿が見られる日が楽しみです。

クリケットのジェイミー監督 監督とシュモン 記念撮影
同じ建築方法で作られた学校
綺麗なキャンパス
子ども達が遊ぶ姿も


 映画「アリ地獄のような街」全国上映ツアー2009
シュボ監督

エクマットラが4年がかりで制作してきた映画「アリ地獄のような街」が2009年より公開されました。5月からバングラデシュの大学等を中心に上映し、多くの大学生を中心に大きな反響があり、今後も継続して上映していきます。 日本では9月の試写会に始まり、11月からは全国各地で自主上映会を中心として、約30か所で上映会が行われました。上映会に合わせて帰国した渡辺が多くの会場で講演も合せて行い、
テレビや新聞などのメディアにも大きく取り上げて頂くなど大きな反響を得ることができ、現在までに約2500人の方に映画を観ていただくことができました。
 今後はフィリピン、イギリス、ドイツ、インドネシアでの上映も検討されており、また日本でも各地で自主上映会を中心に上映を継続して行く予定です。
またエクマットラの代表でもあり、映画「アリ地獄のような街」の監督でもあるシュボシシュ・ロイが11月末より一週間、来日しました。映画の公開に合わせて上映会に参加したり大学で講義を行うための来日でした。彼にとっての来日は二度目で、子どもの頃に役者として映画に出演し、それで国民賞を受賞した経歴があります。その後、その経験を活かして映画を作りたい、という想いから大学生の時に映画を作り始め、その時に渡辺大樹と出会ったことが現在のエクマットラの活動に繋がって行きました。しかし二度目の来日とはいえ、大人になってからは初めての来日で出発する前には様々な不安があった様ですが、日本ではしっかりと仕事をこなしながらも美味しい日本食を食べたりと楽しみました。
多くの人達が上映会や講演会を主催して下さり、沢山の人達が映画を観るために、講演を聞くために会場まで足を運んで下さりました。そのようにして多くの人々がエクマットラの活動を支えて下さり、それら全てが集結して2010年にエクマットラアカデミーが誕生します。この様にして多くの人々の手でより多くの子ども達の未来への可能性が形作っていけることはエクマットラが理想とする活動の形です。
今後もまだまだ上映会があります。まだご覧になられていない方は是非お近くの会場まで足をお運びください。また、自主上映をして下さる方も募集中です。詳細は以下の公式サイトをご覧ください。

クリケットのジェイミー監督 監督とシュモン 記念撮影
鹿児島会場の様子
シュボ(左)と渡辺(右)
ラジオ番組にも出演

「アリ地獄のような街」オフィシャルサイト http://www.arijigoku.net/

*上映スケジュール
上映時間などの詳細は、オフィシャルサイトにて、順次発表されていきますので、お確かめください。
「アリ地獄のような街」オフィシャルサイト http://www.arijigoku.net/

また、最新情報や今後の上映予定は、メーリングリストでお知らせをしています。
「見逃したくない!」という方には、メーリングリストのご登録をおすすめします。
  「アリ地獄のような街」メーリングリスト登録ページ  http://www.arijigoku.net/?page_id=122


*自主上映者募集中!
映画「アリ地獄のような街」は自主上映会を中心に展開していきます。
現在も、自主上映会を企画してくださる方を募集中です。
詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
「アリ地獄のような街」上映主催者募集  http://www.arijigoku.net/?page_id=29

 全国ツアーで集まったグッズ販売と寄付金の報告

映画「アリ地獄のような街」の日本全国上映会では、上映だけでなく多くの寄付金やグッズ販売等をしていただきました。皆さま本当にどうもありがとうございました。今回のツアーで得られた資金を以下に報告致します。(2010年1月3日一部修正)

各上映会からの寄付金
11月2日 金沢大学上映会
4000円
11月16日 JICA地球ひろば上映界募金箱
6240円
11月18日 愛知東邦大学個人寄付
5000円
11月19日 毎日エデュケーション上映会募金箱
7100円
11月19日 毎日エデュケーション寄付
5100円
11月7日〜11月20日 ジャックアンドベティ上映会募金箱(個人寄付2万円含む)
51285円
11月21日 名古屋上映会募金箱
14285円
11月22日 高浜町上映会募金箱
13635円
11月27日 関西学院大学上映会募金
15720円
11月29日 富士吉田上映会寄付
42000円
11月30日 慶応大学上映会募金箱
15787円
12月5日 北星学園大学&さっぽろファクトリー上映会募金
13672円
12月 個人寄付
10000円
12月8日 鹿児島上映会募金箱
62784円
12月11日 関戸公民館個人寄付
10000円
12月13日 一日一縁上映会募金箱
12001円
12月14日 名古屋大学上映会募金
11003円
12月14日 仙台上映会募金など
47918円
 
347530円
グッズ売上 
11月16日 JICA上映会 9890円
11月19日 毎日エデュケーション上映会 1740円
11月22日 高浜町上映会 8750円
11月24日 大阪女学院大学上映会 11240円
11月26日 ミサンガ 1750円
11月27日 関西学院大学 14400円
11月27日 同志社大学上映会 5920円
11月29日 富士吉田 12500円
12月5日 北星学園大学上映会 10000円
12月7日 慶応大学上映会 10140円
12月11日 関戸公民館上映会 14650円
12月13日 一日一縁上映会 12250円
12月14日 名古屋大学 14000円
  127230円

 

※寄付金はエクマットラアカデミー設立費に、グッズの売上はストリートチルドレン支援活動費に充てられます



(2010年1月3日現在、暫定報告)



 エクマットラを体感できる!バングラデシュツアーのお知らせ
ワークキャンプ

エクマットラボランティア体験6日間

映画「アリ地獄のような街」の舞台・バングラデシュへ。この度、映画「アリ地獄のような街」を制作したエクマットラの活動を見学したりボランティア体験をするツアーがH.I.S.より企画されました。このツアーではエクマットラアカデミー建設ボランティア活動や青空教室の訪問等、他では体験することのできないことが経験できます。また添乗員同行ツアーですので安心してご参加いただけます。出発日は1/27、2/27、3/27の3回。参加人数に限りがあるのでご希望の方は早めのお申し込みをお勧め致します。詳細は以下のサイトをご覧ください。

http://www.his-j.com/tyo/group/ekmattra/index.html



 エクマットラダイアリー

最近、エクマットラで起きたニュースをお伝えします。

*会報担当を津坂から水谷に引き継ぎました
長い間エクマットラの会報作成をボランティアとして手伝ってくれていた津坂静香さんから、8月にインターンとしてやってきた水谷俊亮に会報作成担当を交替しました。津坂さんは今後もシェルターホームでの子ども達へのタブラ教室等の活動を続けていただきます。今後の会報は水谷が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

*シェルターホームの子ども達の遊びの紹介
市民フォーラム
バングラデシュも肌寒い日が続き、これから短い冬に入ろうとしています。それでも子ども達は毎日元気に勉強に遊びにと忙しいようです。そんな子ども達の最近の流行り(?)の遊びを紹介します。
シェルターホームの周りはダッカ市の中では珍しい空き地だらけの開けた土地で、地域の子どもから大人までスポーツや遊びを楽しんでいます。エクマットラの子ども達もそこで元気に遊んでいます。
男の子達はやはりクリケットが大好き!毎日近所の子供達も一緒になってクリケットを楽しんでいます。先月はバングラデシュナショナルチームの監督が来て下さいましたが今月はナショナルチームの選手達が訪問してくれ、子ども達のクリケット熱はさらに高まっています。
でもクリケットがたまにドッジボールのような遊びに変わったりキャッチボールに変わったりと、ボール一つで色々な遊びを考えて遊びまわっています。
一方女の子達はなわとびやテレビを観たりと、男の子達よりもおとなしく遊んでいるように見えますが近所の空き地で建設中の建物の一本橋をふらふらしながら落ちないように渡ったり、辺りに沢山いる牛やヤギと遊んだりとスリリングな遊びもしています。
小さな女の子達はなわとびの二重跳びの練習中。お兄ちゃん達ができるのに、自分ができないのが悔しくて縄跳びの練習をしています。

エクマットラを応援して下さる皆様、2010年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さまにとって笑顔で溢れる一年になることを心より願っております。 2010年元旦 水谷俊亮

エクマットラ会報 2010年新年特大号
発行年月日:2010年1月1日
執筆・編集:水谷俊亮
監修:渡辺大樹
発行:エクマットラ


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