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エクマットラ会報 10月号
2009年10月 all copyright @EKMATTRA
エクマットラは、バングラデシュでストリートチルドレン支援活動を行っているNGOです。
活動の内容を会報で紹介します。 |
| 10月号もくじ |
クリケットの監督がシェルターホーム訪問! |
「アリ地獄のような街」上映会&渡辺大樹講演会 |
エクマットラダイアリー |
10月中旬、バングラデシュのナショナルクリケットチームのオーストラリア人監督ジェミー・シドンズさんがエクマットラのシェルターホームへ訪問に来てくれました!エクマットラの子ども達は、クリケットが大好きで、いつもバングラデシュチームを応援しているので、もちろん、みんな大興奮!
子ども達は、ジェミーさんに絵やリストバンドを贈ったり、一緒にお話したり、みんなで歌を歌ったりしました。
途中、子ども達が「ジェミーさんは52歳ぐらいですか?」と言うと、ジェイミー監督は「Oh, I'm 52!(私、52歳ですか!)」と言って微笑みながらも驚き顔。実は監督は45歳なのですが、その後も「じゃあ、51歳!」「50歳だ!」となかなか子ども達に年齢を下げてもらえず、みんなで大笑い、という楽しい一場面もありました。
エクマットラのシェルターホームで暮らす男の子達は、「将来の夢はクリケットの選手」という子が多いので、実際に監督に会って話をしたことで、自分の夢をかなえるために、とても勇気づけられたようです。
また、ジェミー監督はエクマットラの話を周りの人々から聞き興味を持ったことがきっかけで、自らエクマットラに訪問に来てくれました。エクマットラの子ども達にとって楽しい出来事だったのはもちろんのことですが、ストリートチルドレン支援活動と同時に大人への啓蒙活動にも力を入れているエクマットラにとっても、誰もが知っているバングラデシュナショナルクリケットチーム監督の訪問は、とても嬉しい出来事でした。
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ナスリンから監督へ絵のプレゼント |
左からラベア、シュモン、監督 |
みんなで記念撮影! |
バングラデシュのクリケット事情 一口メモ
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みんなでクリケットの練習中 |
クリケットは野球のようにラケットでボールを打ち、3本立てられた棒を倒そうとする側と、それを防ぎながら点を稼ごうとする側の2つのチームに分かれて各チーム11人ずつで戦うゲームです。
バングラデシュでは、以前からクリケットが人気でしたが、最近、バングラデシュ人のクリケット熱は前と比べ物にならないほど熱くなっています。
というのも、クリケットのバングラデシュナショナルチームは世界の中でもとても強く、今年は世界中の選手を対象に選ばれるMVPにバングラデシュ人選手のサキブが選ばれました。また、西インド諸島のチームとの試合では、5試合中5試合全てに連勝しました(クリケット用語で「ホワイトウォッシュ」と呼ばれます)。
また、単に試合の勝敗のみで国民のクリケット熱が高まっているわけではありません。バングラデシュは「貧しい国」というイメージがあり、他の国と対等に渡り合える分野がほとんどないというのが実情です。
ところが、クリケットは例外で、諸外国と対等に戦い、時には連勝もして、世界の中でも実力を認められているのです。バングラデシュの人々は、クリケットに自分の国への思い入れを重ね、バングラデシュに誇りを感じているようです。
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監督が訪問してくれた後日、子ども達に感想を聞きました。
ラジブ |
Q:ラジブ、ジェミー監督にみんなが自己紹介をした時、ラジブは別の名前を言ったの?
A:うん、サキブって言ったの!(サキブはMVPをとったバングラデシュチームのNO.1プレイヤーの名前。ラジブは学校の入学手続きのためのサブネームを「サキブ」にしてある。もちろん、ラジブはサキブ選手のことが大好き!)
Q:自分の夢を監督に言った?
A:クリケットプレイヤーになりたいって言ったよ。そしたら、監督に14歳までに始めなくちゃいけなくて、子どものチームに入るように言われたよ。そして、どうしたら上手になれますか?って聞いたら、「練習しなさい」と言われたよ。
Q:監督に会えてどうだった?
A:嬉しかった! |
ショマ(左)&ミリ(右) |
Q:ショマとミリに質問です。ジェミー監督は、何の監督でしょう?
ショマ:クリケット!
ミリ:サッカー!
(監督に会った当日は、2人とも「監督とサッカーがしたい!」とはしゃいでいました。ミリは、まだサッカーの監督だと思い込んでいます。)
Q:監督に会えてどうだった?
ショマ&ミリ:すごく楽しかった! |
エクマットラ制作映画「アリ地獄のような街」の日本上映キャンペーンが11月から始まります。
それに合わせ、エクマットラ顧問の渡辺大樹が日本へ一時帰国し、講演会などを日本全国で行っていきます。
現在、各会場とのスケジュールの調整中のため、今のところお知らせできるのは以下の場所のみですが、今後は、札幌から鹿児島まで日本各地で、上映会と講演会の予定があります。
皆様、是非お近くの会場に足をお運びください。
バングラデシュのストリートチルドレンを題材にしたこの映画が、バングラデシュで実際に起きている現実を知り、また、その問題について考えるきっかけになればと、エクマットラは願っています。
「アリ地獄のような街」オフィシャルサイト http://www.arijigoku.net/
11月7日〜20日 シネマ・ジャック&ベティにて劇場公開
- 「アリ地獄のような街」が横浜のシネマ・ジャック&ベティにて劇場公開されます。
| 上映日時 |
上映期間:2009年11月7日(土)〜11月20日(金)
11月7日〜13日 上映時間 14:20〜/17:40〜
11月14日〜20日 上映時間 14:05〜
*渡辺大樹舞台挨拶・・・11月7日、14日、20日 |
| 上映場所 |
シネマ・ジャック&ベティ
横浜市中区若葉町3-51
(京浜急行 黄金町駅より5分 / 市営地下鉄 阪東橋駅より5分 /JR関内駅より15分)
tel :045-243-9800 |
| 鑑賞料金 |
一般1600円、大高1300円、小中シニア1000円 |
その他の上映と講演予定。
| 日時 |
イベント名 |
場所 |
内容 |
| 11月3日 |
横浜ソーシャルベンチャー・ナイト vol.1 |
横浜情報文化センター (横浜) |
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| 11月16日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
JICA地球ひろば (東京) |
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| 11月19日 |
NGOスピーカー・シリーズ 映画上映会&講演会 |
毎日エデュケーション本社 (東京) |
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| 11月21日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
名古屋 |
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| 11月22日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
福井県高浜町 |
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| 11月26日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
関西大学 |
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| 11月27日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
同志社大学 |
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| 11月27日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
関西学院 |
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| 11月28日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
チームピースチャレンジャー(三軒茶屋) |
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| 11月28日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
very50(池袋) |
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| 11月30日 |
映画「アリ地獄のような街」上映会 |
慶応大学(日吉) |
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11月3日
【横浜ソーシャルベンチャー・ナイト vol.1】
〜横浜から社会起業家が次々と〜
- エクマットラ顧問の渡辺大樹が社会企業家の方々とディスカッションを行います。
11月16日
映画「アリ地獄のような街」上映会@JICA地球ひろば
- エクマットラ制作映画「アリ地獄のような街」上映会です。
その他の上映スケジュール
- 上映時間などの詳細は、オフィシャルサイトにて、順次発表されていきますので、お確かめください。
「アリ地獄のような街」オフィシャルサイト http://www.arijigoku.net/
また、最新情報や今後の上映予定は、メーリングリストでお知らせをしています。
「見逃したくない!」という方には、メーリングリストのご登録をおすすめします。
- 「アリ地獄のような街」メーリングリスト登録ページ http://www.arijigoku.net/?page_id=122
自主上映者募集中!
- 映画「アリ地獄のような街」は自主上映会を中心に展開していきます。
現在も、自主上映会を企画してくださる方を募集中です。
詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
「アリ地獄のような街」上映主催者募集 http://www.arijigoku.net/?page_id=29
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最近、エクマットラで起きたニュースをお伝えします。
インターンの田熊さんが帰国しました
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10月10日、2月よりインターンとしてエクマットラの活動を手伝ってくれていた中央大学の田熊佑衣さんが、8ヶ月の滞在を終え、日本に帰国しました。
田熊さんは、週3回の青空教室に毎回参加し、青空教室に集まる子ども達にとって、なくてはならない大好きなお姉さんになっていました。また、青空教室のカリキュラムを根本から見直して、より子ども達が自ら進んで勉強できるような、楽しく分かりやすい勉強教材を考案し、その成果も確実に出てきています。そして、エクマットラ初のワークキャンプを企画し、成功させるなど、とても充実した活動をしてくれました。
帰国前には、エクマットラのシェルターホームで子ども達がお別れ会を開いてくれました。
田熊さん、お疲れ様でした!
市民の国際協力フォーラム「世界を変える初めの一歩」
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10月18日、東京のJICA地球ひろばにて行われた国際協力イベント「世界を変える初めの一歩」に
エクマットラ顧問の渡辺大樹がバングラデシュよりTV会議で参加しました。
当日は、230名の方々が集まってくださり、アナウンサー福留功男さんの名司会の元、イベントは大成功を遂げました。
エクマットラの渡辺大樹以外にも、NPO法人かものはしプロジェクト共同代表の村田早耶香さん 、 メリープロジェクト主宰の水谷孝次さん、 NPO法人ロシナンテス理事長の川原尚行さんがパネルトークに参加し、国際協力の現場に深く関わっている方々が、それぞれの活動を通しての意見を交換したことで、とても意義のある充実した内容となりました。
河合中学校(兵庫県小野市)とのテレビ会議
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10月29日、インターネットでバングラデシュと日本をつないで、テレビ会議を行いました。
バングラデシュ側はエクマットラシェルターホームの子ども達全員が参加し、日本側は河合中学校(兵庫県小野市)の中学生達が参加しました。また、日本とバングラデシュ間のやりとり、エクマットラの子ども達との事前準備と当日の司会は青年海外協力隊の茂内由香利さんが担当してくれました。
このテレビ会議では、まず、おたがいの国や学校、エクマットラのことなどについて発表を行い、次にテレビ会議のメインテーマである、平和と戦争についての意見交換をしました。
エクマットラから平和と戦争について意見を発表したのは、(写真左から)ナスリン、シュモン、ノヨン、ディプです。それぞれが自分の考えをしっかり発表することができました。
また、自分達の将来の夢の発表も行い、日本とバングラデシュという離れた場所にいても、子ども達はお互いを身近な存在に感じられたようです。
最後に、日本の子ども達がベンガル語で歌を歌い、エクマットラの子ども達が日本語で歌を歌って、とても楽しく会議を終えました。
住んでいる国や今までの生い立ちが違っていても、考えていることや楽しいことは分かり合えるんだ、と日本の子ども達も、エクマットラの子ども達も思ったのではないでしょうか。
河合中学のみなさん、そして茂内さん、ありがとうございました!
新グッズ「エクマットラ ポストカード」登場!
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映画「アリ地獄のような街」の日本公開に合わせ、新しいエクマットラグッズが誕生しました!青空教室、シェルターホームの子ども達の写真や、シェルターホームで生活している子ども達の絵が使われたポストカードです!
写真と絵を合わせて全部で10種類。見ていると心が温かくなってくるような可愛らしいデザインばかりです!
このポストカードは、映画「アリ地獄のような街」の上映会場や各大学の学園祭などで販売される予定ですので、みなさん、楽しみにしていてくださいね。
また、このポストカードの収益は、バングラデシュのストリートチルドレン支援活動費にあてられます。
ポストカードのお問い合わせは、こちらまで。 info@ekmattra.org
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エクマットラ会報 2009年10月号
発行年月日:2009年10月31日
執筆・編集:津坂静香
監修:渡辺大樹
発行:エクマットラ |
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